健康診断・検診で異常があったら
健康診断・検診で異常があったら
健康診断で異常を指摘されても、自覚症状がないと受診を後回しにしてしまいがちです。
ただ、生活習慣病や肺の病気は、症状が出る前に見つけて早めに対処することが大切です。
からだとこころクリニック福岡天神は、呼吸器内科を中心に内科全般の診療を行っています。
健康診断・人間ドック・企業健診で異常を指摘された方の再検査や、その後の相談をお受けしています。
天神エリアにお勤めの方も、お仕事の合間や帰りに受診しやすい立地です。
受診の際は、健診の結果通知書をお持ちください。
健康診断や検診の結果通知書には、検査の数値などによって、主に次のような判定区分が書かれています。
区分ごとの対応をまとめましたので、参考にしてください。
正常値(基準値)の範囲内です。
これからも年に1回の健診を続けましょう。
正常値(基準値)からわずかに外れていますが、日常生活に支障はない状態です。
生活習慣を見直すきっかけにしてください。
時期をあけて再検査が必要です。
結果通知書に「〇か月後に再検査」と書かれている場合は、その時期を目安に受診してください。
詳しい検査や治療が必要な状態です。
症状がなくても、できるだけ早く医療機関を受診してください。
すでに治療を受けている項目です。
これまでどおり主治医のもとで治療を続けてください。
※判定区分の名前・分け方や判定の基準は、健診の種類(企業健診・特定健診・人間ドックなど)や健診機関によって異なります。
ご自身の結果は、結果通知書に書かれている基準値もあわせてご確認ください。
※健診で採血や尿検査を受けていても、正確に診断するために当院で再検査を行うことがあります。
血圧は心臓から送り出された血液が、血管の壁を押す力のことです。
心臓が縮んで血液を送り出すときの「収縮期血圧(上の血圧)」と、心臓が広がって血液をためるときの「拡張期血圧(下の血圧)」の2つを測ります。
血圧が高い状態が続くと、血管に負担がかかり続け、動脈硬化が進みます。
収縮期血圧(上の血圧):129mmHg以下
拡張期血圧(下の血圧):84mmHg以下
高い場合:高血圧症、動脈硬化など
高血圧は自覚症状がほとんどないまま、脳卒中・心筋梗塞・腎臓病などのリスクを高めます。
一方で、健診会場では緊張して普段より高く出ることもあります。
ご自宅で測った血圧の記録があれば、受診のときにお持ちください。より正確に判断できます。
血圧の高値を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご来院ください。
LDLコレステロールは「悪玉コレステロール」とも呼ばれる脂質の一種です。
コレステロールは細胞膜やホルモンの材料になる大切な物質ですが、血液中に増えすぎると動脈硬化の原因になります。
LDLコレステロールは、肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ役割があります。
多くなりすぎると血管の壁にたまり、動脈硬化を進めてしまいます。
60〜119mg/dL
高い場合:脂質異常症(高LDLコレステロール血症)、動脈硬化など
LDLコレステロールが高くても、自覚症状はほとんどありません。
高い状態が続くと動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなります。甲状腺の病気などが原因で高くなることもあるため、原因を確かめることも大切です。
LDLコレステロールの高値を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご相談ください。
HDLコレステロールは「善玉コレステロール」とも呼ばれる脂質の一種です。
血管の壁にたまった余分なコレステロールを回収し、肝臓に戻す働きがあります。
そのため、HDLコレステロールが少ないと、動脈硬化が進みやすくなります。
40mg/dL以上
低い場合:脂質異常症(低HDLコレステロール血症)、動脈硬化など
HDLコレステロールは、運動不足・肥満・喫煙などで下がりやすくなります。
逆に、禁煙や適度な運動で上がりやすい項目でもあります。
HDLコレステロールの低値を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご来院ください。
中性脂肪は体を動かすエネルギー源になる脂質の一種です。
食事でとった脂肪や糖質のうち、すぐに使われなかった分が中性脂肪としてたくわえられます。
中性脂肪は皮下脂肪や内臓脂肪として体にたまり、必要なときにエネルギーとして使われます。
ただ、多すぎる状態が続くと、肥満や動脈硬化のリスクが高くなります。
30〜149mg/dL(空腹時)
高い場合:脂質異常症(高トリグリセライド血症)、脂肪肝、動脈硬化、急性膵炎(著しく高い場合)など
中性脂肪は食事やお酒の影響を受けやすく、採血前に食事をしていると高く出ます。
再検査は空腹の状態で受けてください。
中性脂肪の高値を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご相談ください。
AST(GOT)・ALT(GPT)はアミノ酸の代謝にかかわる酵素です。
肝臓の細胞が傷つくと血液中に出てくるため、肝臓の状態を調べる目安になります。
ALTは主に肝臓に含まれています。
一方、ASTは肝臓のほか、心臓・筋肉・赤血球にも含まれているため、激しい運動のあとなどに上がることがあります。
AST(GOT):30U/L以下
ALT(GPT):30U/L以下
高い場合:脂肪肝(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患:MASLD)、ウイルス性肝炎、アルコール性肝障害、薬による肝障害、肝硬変など
ASTだけが高い場合:筋肉や心臓の病気など
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、悪くなってもなかなか症状が出ません。
お酒を飲まない方でも、肥満や糖尿病などによって脂肪肝になることがあります。
AST・ALTの異常を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご来院ください。
γ-GTPは「γ-グルタミルトランスペプチダーゼ」という酵素の略称です。
主に肝臓や胆道(胆汁の通り道)に含まれています。
お酒の飲みすぎ、一部の薬、胆汁の流れが悪くなることなどで値が上がります。
お酒の影響を受けやすく、AST・ALTより先に数値が上がることがあります。
※結果通知書では「γ-GT」と書かれている場合がありますが、同じ検査です。
50U/L以下
高い場合:アルコール性肝障害、脂肪肝、肝炎、胆石、胆管の病気、薬による肝障害など
γ-GTPは、お酒を控えると下がりやすい項目です。
ただ、お酒をほとんど飲まない方で高い場合は、脂肪肝や胆道の病気など、ほかの原因も考える必要があります。
γ-GTPの異常を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご相談ください。
血糖値は血液中に含まれるブドウ糖の濃度のことです。
ブドウ糖は、私たちが活動するためのエネルギー源として非常に重要です。
食事から摂取した炭水化物は、体内で消化・吸収され、ブドウ糖に変換されます。
このブドウ糖は、血液によって全身の細胞に運ばれ、エネルギーとして利用されます。
血糖値は食事や運動の影響で常に変わっていて、インスリンなどのホルモンの働きで一定の範囲に保たれています。
このしくみがうまく働かなくなると、血糖値が高い状態が続きます。
空腹時血糖値:70〜99mg/dL
高い場合:糖尿病、境界型(糖尿病予備群)など
低い場合:低血糖を起こす病気、薬の影響など
空腹時血糖が126mg/dL以上で、同じ採血のHbA1cが6.5%以上の場合は、糖尿病が疑われます。
採血の前に食事をとっていると正しく判定できないため、再検査は朝食を抜いて受けてください。
血糖値の異常を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご来院ください。
HbA1cは赤血球の中のヘモグロビンにブドウ糖が結びついたものの割合です。
血糖値が高い状態が続くほど、この割合が高くなります。
HbA1cは過去1〜2か月の血糖の平均的な状態を表すため、採血直前の食事の影響を受けにくいのが特徴です。
糖尿病の診断や、治療の効果を確かめるときにも使われます。
5.5%以下
高い場合:糖尿病、境界型(糖尿病予備群)など
HbA1cが6.5%以上の場合は、糖尿病が強く疑われます。
糖尿病は動脈硬化を進め、脳梗塞や心筋梗塞などの原因になることがあります。
5.6〜6.4%の方も、今のうちに生活習慣を見直すことで、糖尿病への進行を防げる可能性があります。
HbA1cの高値を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご相談ください。
ヘモグロビンは、赤血球の中に含まれる、鉄を含んだたんぱく質です。
肺で取り込んだ酸素と結びつき、血液の流れに乗って全身に酸素を届けます。
ヘモグロビンが不足すると、体が酸素不足になり、貧血になります。
健康診断では、ヘモグロビンの量を測って貧血があるかどうかを調べます。
男性:13.1〜16.3g/dL
女性:12.1〜14.5g/dL
低い場合(貧血):鉄欠乏性貧血、胃や腸などからの出血、月経量が多いこと・子宮筋腫などによる貧血など
高い場合(多血症):真性多血症、脱水、喫煙の影響、肺の病気などで体が酸素不足の状態が続いている場合など
貧血はゆっくり進むと体が慣れてしまい、動悸・息切れ・疲れやすさなどの症状に気づきにくいことがあります。
男性や閉経後の女性の貧血は、原因を詳しく調べることが大切です。
反対に、ヘモグロビンが高いと血液が濃くなり、血栓ができやすくなることがあります。
ヘモグロビンの異常を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご来院ください。
赤血球は、血液の中で最も多い細胞で、全身に酸素を運ぶ役割をしています。
中央がくぼんだ円盤のような形で、細い血管も形を変えながら通り抜けられます。
赤血球の中にはヘモグロビンが含まれ、このヘモグロビンが酸素と結びつくことで、酸素を全身に運んでいます。
男性:435万〜555万/μL
女性:386万〜492万/μL
低い場合(貧血):鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血、再生不良性貧血など
高い場合(多血症):真性多血症、脱水、喫煙の影響、肺の病気など
赤血球数は、ヘモグロビンの値とあわせて判断します。
息切れや疲れやすさがある方は、貧血だけでなく肺や心臓の病気が隠れていないかも確認します。
赤血球の異常を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご相談ください。
白血球は、体に入ってきた細菌やウイルスなどから体を守る免疫細胞です。
白血球には、好中球・リンパ球・単球・好酸球・好塩基球などの種類があり、それぞれ異なる役割を担っています。
たとえば、好中球は細菌を取り込んで退治し、好酸球はアレルギー反応にかかわります。
3,100〜8,400/μL
高い場合:感染症、体の中の炎症、白血病などの血液の病気、喫煙の影響など
低い場合:ウイルス感染症、薬の副作用、再生不良性貧血などの血液の病気、膠原病など
白血球数は、かぜなどの一時的な体調の変化でも変わります。
体調が落ち着いたときに再検査をして、変化を確認しましょう。
白血球の異常を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご来院ください。
尿酸値は、血液中の尿酸の濃さを表す値です。
尿酸は、体の細胞や食べ物に含まれる「プリン体」が分解されてできる老廃物です。
尿酸は主に尿として体の外に出ていきますが、作られる量が多すぎたり、出ていく量が少なかったりすると、血液中にたまって値が高くなります。
2.1〜7.0mg/dL
高い場合:高尿酸血症、痛風、尿路結石、腎臓の病気など
尿酸値が高い状態が続くと、関節に尿酸の結晶がたまり、激しい痛みや腫れを伴う痛風発作を起こすことがあります。
痛風発作が起きるまで気づかない方も多いため、早めの対策が大切です。
なお、2.0mg/dL以下と低すぎる場合も、再検査の対象になることがあります。
尿酸値の高値を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご相談ください。
血清クレアチニンは、筋肉を動かしたときに出る老廃物です。
通常は腎臓でろ過され、尿として体の外に出ていきます。
腎臓の働きが落ちると、クレアチニンが十分に出ていかず、血液中の値が上がります。
そのため、腎臓の働きを調べる大切な目安になります。
男性:1.00mg/dL以下
女性:0.70mg/dL以下
高い場合:慢性腎臓病(CKD)、急性腎障害、脱水など
低い場合:筋肉量が少ない場合など
腎臓の病気は、初めのうちは自覚症状がほとんどありません。
また、腎臓の働きは一度落ちると元に戻りにくいことがあるため、早めの確認が大切です。
クレアチニンの異常を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご来院ください。
eGFR(推算糸球体ろ過量)は、血清クレアチニンの値と年齢・性別から計算した、腎臓の働きの目安です。
腎臓には「糸球体」という小さなフィルターがあり、血液をろ過して老廃物や余分な水分を尿として出しています。
eGFRは、このろ過する力を数値で表したもので、慢性腎臓病の重症度を判断するときにも使われます。
60.0mL/分/1.73㎡以上
低い場合:慢性腎臓病(CKD)、糖尿病性腎症、腎硬化症(高血圧による腎臓の障害)など
eGFRが60未満の状態が3か月以上続く場合は、慢性腎臓病と診断されます。
15未満になると末期腎不全とされ、透析などが必要になる場合があります。
高血圧や糖尿病がある方は腎臓に負担がかかりやすいので、あわせて確認することが大切です。
eGFRの低下を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご相談ください。
尿素窒素は、たんぱく質が体の中で分解されるときにできる老廃物です。
たんぱく質の分解で生じたアンモニアが肝臓で尿素に変えられ、腎臓でろ過されて尿として出ていきます。
腎臓の働きが落ちると、尿素窒素が血液中にたまり、値が高くなります。
8〜20mg/dL
高い場合:腎臓の働きの低下、脱水、消化管からの出血、心不全など
低い場合:肝臓の働きの低下、たんぱく質の摂取不足など
尿素窒素は、水分不足やたんぱく質の多い食事でも高くなります。
クレアチニンやeGFRとあわせて判断します。
尿素窒素の異常を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご来院ください。
CRP(C反応性たんぱく)は、体の中で炎症が起きたり、組織が傷ついたりすると、肝臓で作られて血液中に増えるたんぱく質です。
炎症が起きると数時間のうちに増え始めるため、炎症の有無や程度の目安として使われます。
0.30mg/dL以下
高い場合:細菌やウイルスによる感染症、関節リウマチなどの膠原病、けがや手術のあとの炎症、悪性腫瘍など
CRPは炎症があることは分かっても、どこで炎症が起きているかまでは分かりません。
せきや発熱などの症状があるかどうかも含めて、原因を確認していきます。
CRPの高値を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご相談ください。
尿蛋白は、尿の中にたんぱく質が出ている状態のことです。
健康な状態では、尿に出るたんぱく質はごくわずかで、健診の試験紙ではほとんど検出されません。
腎臓に障害が起こると、本来は血液中にとどまるたんぱく質が尿に漏れ出てきます。
陰性(−)
陽性(+):慢性腎臓病(CKD)、IgA腎症などの腎炎、糖尿病性腎症、ネフローゼ症候群、高血圧による腎臓の障害など
尿蛋白は、腎臓の病気を早く見つける手がかりになります。
一方で、激しい運動のあとや発熱時に、一時的に陽性になることもあります。
一度の陽性だけで判断せず、再検査で確認しましょう。
尿蛋白の異常を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご来院ください。
尿糖は、尿の中に糖(ブドウ糖)が出ている状態のことです。
通常、血液中のブドウ糖は腎臓でろ過されたあと、ほとんどが再び吸収されて血液に戻ります。
しかし、血糖値がおおよそ160〜180mg/dLを超えると、腎臓で吸収しきれなくなり、尿に糖が出てきます。
陰性(−)
陽性(+):糖尿病、腎性糖尿(血糖値が正常でも尿に糖が出やすい体質)、甲状腺機能亢進症など
尿糖が陽性の場合は、空腹時血糖やHbA1cもあわせて確認します。
なお、糖尿病の治療薬であるSGLT2阻害薬を飲んでいる方は、薬の働きによって陽性になります。
服用中のお薬があれば、お薬手帳をお持ちください。
尿糖の異常を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご相談ください。
尿潜血は、尿の中に、目では見えない程度のわずかな血液が混じっている状態のことです。
試験紙を使った検査で調べます。
健康な方でも、激しい運動のあとなどに一時的に陽性になることがあります。
女性は、月経の前後に陽性になることもあります。
陰性(−)
陽性(+):腎炎、尿路結石、膀胱炎などの尿路感染症、前立腺肥大症、腎臓や膀胱などの尿路の腫瘍など
尿潜血は、はっきりした原因が見つからないことも少なくありません。
ただ、尿蛋白も陽性の場合や、年齢によっては詳しい検査が必要です。
必要に応じて泌尿器科や腎臓内科をご紹介します。
尿潜血の異常を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご来院ください。
胸部レントゲン検査は胸にX線を当てて、肺・心臓・気管支・大血管などの状態を画像で確認する検査です。
健康診断では主に、肺がん・肺炎・肺結核などの肺の病気や、心臓が大きくなる「心拡大」などを見つけるために行われます。
X線は空気を通しやすく、骨や水分(筋肉や血液)は通しにくい性質があります。
そのため、肺に異常があると、画像に「白い影」や「形の変化」として写ります。
数値で判定する検査ではありません。
画像に異常な所見がないことが正常です。
結果通知書によく書かれる所見と、考えられる病気は次のとおりです。
肺の一部に丸い影が写る状態です。
肺がん、良性の腫瘍、過去の炎症の跡などが考えられます。
境目がはっきりしない、比較的広い範囲の白い影です。
肺炎、肺結核、非結核性抗酸菌症などが考えられます。
すりガラスのように淡く白っぽく写る影です。
間質性肺炎、肺炎、早期の肺がんなどが考えられます。
肺門(太い血管や気管支が集まる、肺の入り口の部分)が大きく、または濃く写る状態です。
肺がん、肺結核、サルコイドーシスなどが考えられます。
肺を包む膜のすき間に水がたまっている状態です。
胸膜炎、心不全、肺がんなどが考えられます。
肺を包む胸膜が厚くなっている状態です。
過去の胸膜炎の跡や、アスベスト(石綿)を吸い込んだことによる変化などが考えられます。
心臓の影が通常より大きく写る状態です。
心不全、心臓弁膜症、高血圧による心臓の変化などが考えられます。
過去にかかった肺炎や肺結核などが治ったあとの「跡」です。
多くは治療の必要はありませんが、新しい病気と見分けるために、以前の画像と比べることがあります。
胸部レントゲンで「影がある」と言われると、とても不安になると思います。
影には過去の炎症の跡のように心配のいらないものもあれば、詳しい検査が必要なものもあります。
当院では、呼吸器内科の視点から所見を確認し、必要に応じてCT検査ができる医療機関をご紹介します。
自覚症状がなくても、そのままにせず受診してください。
胸部レントゲンで異常を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご来院ください。
呼吸機能検査は大きく息を吸ってから一気に吐き出し、肺に出入りする空気の量や、吐き出す速さを測る検査です。
「肺機能検査」と呼ばれることもあります。
「1秒率」は、吐き出せる空気の量のうち、最初の1秒間で吐き出せた割合です。
気道(空気の通り道)が狭くなっていないかの目安になります。
「%肺活量」は、性別・年齢・身長から計算した予測値に対して、実際の肺活量が何%あるかを表し、肺が十分に膨らむかの目安になります。
1秒率:70.0%以上
%肺活量:80.0%以上
1秒率が低い場合(閉塞性換気障害):COPD(慢性閉塞性肺疾患)、気管支喘息など
%肺活量が低い場合(拘束性換気障害):間質性肺炎、肺線維症、胸郭の病気など
COPDは、主にたばこの煙によって肺に炎症が起き、息を吐き出しにくくなる病気です。
初めは自覚症状が少なく、「年のせい」と見過ごされがちです。
なお、呼吸機能検査の結果は測るときの体調や息の吐き方でも変わるため、当院で再検査して確認します。
喫煙歴のある方や、せき・たん・息切れが続いている方は、早めに受診してください。
呼吸機能検査で異常を指摘された場合はお気軽に、福岡市中央区の『からだとこころクリニック福岡天神』までご相談ください。
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