ゴホゴホとした咳の主な原因
気管支炎・肺炎
風邪をきっかけに気管支や肺に炎症が広がると、色のついた痰を伴う咳が出やすくなります。
発熱や胸の痛み、息苦しさがある場合は、肺炎の可能性も考えて早めに確認します。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
長年の喫煙が主な原因となる病気です。
毎朝の痰の絡む咳や、階段・坂道での息切れがあるときに考えます。
ゆっくり進むため、「年齢のせい」と見過ごされることがあります。
副鼻腔炎による後鼻漏
鼻の奥にたまった鼻水がのどへ流れ落ち(後鼻漏)、それを出そうとしてゴホゴホと咳が出ます。
鼻づまりや、のどに何かが張りつく感じを伴うことが多いのが特徴です。
気管支ぜんそく
ぜんそくの咳は乾いた咳のことが多いのですが、透明で粘り気の強い痰が絡むこともあります。
ゼーゼー・ヒューヒューという呼吸の音を伴う場合は、特に注意が必要です。
このほか、気管支拡張症や非結核性抗酸菌症、結核など、痰の多い咳が長く続く病気もあります。
市販の咳止めを使う前に知っておきたいこと
咳がつらいと、まず市販の咳止めを飲みたくなりますよね。
ただ、痰は気道から細菌や異物を外へ出す役割をしています。
痰が多いときに咳を強く抑えるお薬だけを使うと、痰が出にくくなり、症状が長引くことがあります。
痰の絡む咳では、痰を出しやすくするお薬や、原因に合わせたお薬を選ぶことが大切です。
市販薬を飲んでもなかなか良くならないときは、自己判断で続けずにご相談ください。